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[2] r u rappy?

投稿者: ペリシア 投稿日:2014年 5月19日(月)00時31分40秒 KD111110140084.ppp-bb.dion.ne.jp  通報   返信・引用

君は、エルシア博士を知ってるかい?
あー、やはり知らないか。いや、知らないのも無理はない。生物学の方面で活躍しているとはいえ、一般的に知られる程の成果を出した人物という訳でもないしな。まあ今は、そんな研究者がいる、と言う程度の認識でいい。

彼女は生物学、それも主にナベリウスの現生種について研究をしていた。一応、そっちの方面では多少なりとも知られた存在だったことは間違いない。かのアキ女史とも交流があったようで、二人でアークスを連れて研究のために現地に降り立つ事もしばしばあったようだ。

で、そのエルシア女史なんだが、ある日を境に姿を消して、以来全く音信不通の状態だ。オラクルからも何度か調査団を派遣してはいるが、手がかりは全く無いという有様だった。で、私のセクションは彼女の失踪前の足取りを追う役目を命ぜられてね。当時の彼女の情報を色々集めていたという訳さ。

で、失踪前の彼女なんだが、どうやらラッピーの生態について研究していたようだ。同僚や友人の話では、『フワフワのモコモコのプリンプリンなのよ!!』と力説していたらしい。正直訳がわからんが。

ただ、アークスである君なら知っていると思うが、ラッピーの調査には大きな障害がある。ズバリ、検体の確保だ。

現在、ナベリウスには大きく2つの鳥類が繁栄している。一つはアグニスと呼ばれる大型猛禽類。そしてもう一つが、ラッピーと呼ばれる大型の飛べない鳥達。外見はペンギンに近いが、海洋では無く森林地域に生息し、地上を歩行して移動する。
一般的に地上を歩行する生物は、空を飛ぶ生物に比べて傷付けずに捕獲することが容易だと考えられているが、ことラッピーにはその常識は通用しない。

まず、あの外見からは想像もつかないような俊敏な移動力が挙げられる。百戦錬磨のアークスでさえ追いつけない速度で逃走するのだから、驚愕と言うしかない。
そして、あの外見からは想像出来ない強かさ。やられたと見せかけて相手の油断を誘い、一瞬の隙を突いて逃走するという高度な戦術を、あの鳥達は身に付けているのだ。
また、高速で地上に穴を掘ってそこに逃げ込むなど、本当に鳥なのか?といった数々の特技を駆使して、奴らはアークスの手をすり抜けていくという訳だ。

君にも逃げられた事の一度や二度はあるだろう?と言うよりも、捕まえたという報告を聞いていないから、まだ誰も捕獲に成功していないのかも知れない。

いかん、話が逸れてしまったな。

つまり、エルシア女史としても、調べる為の検体が入手出来ない事で、研究に行き詰まっていたようだ。まー、彼女の注文は『傷一つ付けずに捕獲しろ』という無茶な内容だったらしいので、誰も本気でやらなかったという可能性もあるんだが。

いつまでも来ない検体を待っていても埒が明かない。そう考えた女史が思い付いた次の手は、ラッピーを捕まえるのではなく、ラッピーに紛れ混んで近くから観察するというものだった。

『向こうが来てくれないんだから、こっちから行くしかないわよね』とか言っていたそうだが、当然そんなに簡単に行く筈はない。

まず、彼女はアークス適性がある訳では無いから、単身で星に降り立つ事は出来ない。それに、ラッピーはあの外見からは想像出来ない凶暴な性格も知られていて、迂闊に近寄れば無傷では済まない。何度か失敗を繰り返した彼女は、方向性の修正を余儀無くされた訳だ。

当然ながら、ラッピーは仲間で群れを形成して生活している。つまり、ラッピーから仲間と認識されれば間近で調査出来る。彼女の結論はそこにたどり着いたようだ。それから、彼女はラッピースーツの作成に取り掛かったようだ。

あー、君の考えている事は多分正解だよ。今流通しているラッピースーツは、彼女の開発したものをベースに量産化されたものだ。ある意味、彼女の最大の功績と言っても良い。

いかんいかん、また話が逸れた。

ラッピースーツの制作にはいくつかの課題が存在した。まずはそもそも明らかに異なるラッピーと人間の骨格をどう調整するかという部分だが、それについては迷彩技術の応用で対応したようだ。迷彩技術については、武器迷彩等で君も利用したことはあるだろう? 簡単にいえば、全身に武器迷彩を施しているようなイメージだ。
また、触覚および嗅覚の部分については、全身をラッピーの羽で覆う事で解決した。ラッピー自体の捕獲は無理でも、当然抜けた羽は周囲に散乱していていくらでも入手出来たから、この問題も楽に攻略出来たようだ。

だが、それでもラッピーは彼女を敵と見做した。何度もラッピーに手傷を負わされながら、それでも彼女は諦めなかったようだ。

彼女は遠距離からラッピーを観察することにした。ナベリウスにキャンプを設営し、護衛のアークスを引き連れて何日も泊まり込みでラッピーを観察し続けた。そこから、彼女はある推論を導き出した。

人間にはわからないラッピー同士のコミュニケーション手段があるのではないか。

彼女が着目したのは、他の種族にはないラッピー独自の行動だった。例えば歌を歌う、踊りを踊る。人間から見たらそれほど不自然ではない行動でも、鳥類がそれを行うというのはあまりに奇妙な内容であり、そこには何らかの必然性があるに違いない。それが彼女の結論だった。

地道な調査が続けられ、膨大なデータが収拾された。ここまでいくと、執念という言葉でしか説明出来ない話だが、まさしく彼女の執念が奇跡を呼んだ。

単なる飾りだと思われていた触覚のような長い羽。ラッピー達はあれを振動させて人間には聞こえない超音波のような音を発生させ、それでコミュニケーションを取っていたことを突き止めたのだ。しかし、ラッピーが落とす羽にあの長い触覚のような羽は見当たらず、またしても研究は行き止まるかに思えた。

だがしかし、ここでも奇跡は起きた。

六英雄の一人、クラリスクレイスがナベリウスの森林で大暴れしたことがあるのを知ってるか? 全森林面積の7%を消失させたと言われる大惨事だった訳だが、その跡地からラッピーの触覚と思われる羽が入手された。それは程なくエルシア博士の元に送られ、彼女の研究材料として使われたようだ。

7日間不眠不休の果てに、博士の試作品ラッピースーツは完成したと研究日誌には記されていた。そして、その試作品を携えて彼女がナベリウスの森林エリアに降り立って以降、彼女の消息は掴めていない。

以上が彼女、エルシア博士の失踪前の足取りといったところだ。ちなみに、彼女の捜索活動は数ヶ月に及んだが、残念ながら既に打ち切られているし、内容は機密でもなんでもない。だから、この話を聞いたことで君に危害が及ぶこともないし、誰かに話したところで一向に構わない。私達が散々歩きまわって調べた挙句、打ち切りになっちまった調査の鬱憤を、君に話して晴らしてるだけと言えば、まさしくその通りだ。いい迷惑かも知れないが、酒場の酔っぱらいの戯言と思って聞き流してくれると助かる。

そうか、君はいい奴だ。では、もう一つ、とっておきの情報を聞かせてやろう。あんまりに少女じみた内容なんで、報告書にも載せては居ないんだが、実は彼女は常々こんな戯言を口にしていたそうだ。

「ラッピーに色んなカラーバリエーションがあればいいのに。いや、いっその事洋服なんか着せてみても面白いわね」

笑っちまうだろ?
何!? 最近あちこちで洋服を着たラッピーが目撃されている?
ま、まさかな…




[1] 掲示板が完成しましたキラキラ

投稿者: teacup.運営 投稿日:2014年 2月27日(木)11時13分59秒 jc-proxy.iij.ad.jp  通報   返信・引用

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